「受注は断りたくない」内装・設備工事会社が、
売掛債権買取でこれまでにない規模の案件を乗り切るまで
普段は、どのような工事を手がけていらっしゃいますか?
当社は、店舗や事務所の内装工事、空調・給排水などの設備工事を手がけています。創業は2011年、従業員は12名で、協力会社の職人さんと一緒に年間60件ほどの工事を行っています。
今回、資金繰りの悩みが生じたきっかけは何ですか?
商業施設の内装・設備工事を、約3,000万円で受注したことです。通常は数百万円規模の工事が中心なので、当社にとってこれまでにない規模の案件でした。実績をつくれる大きなチャンスでしたが、嬉しい反面、すぐに「資金が足りない」と気づきました。
具体的に、どのような点が負担でしたか?
着工前から、材料費や設備機器の仕入れ代金が発生します。協力会社への支払いも毎月あり、先に出ていく金額は合計で1,800万円ほどになる見込みでした。一方、工事代金の入金は工事完了後の検査を経て、約3か月後です。そのため、入金までの運転資金をどう確保するかが大きな課題でした。
銀行には相談されましたか?
はい、相談しました。ただ、審査から実行まで1か月以上かかると言われ、着工に間に合わない可能性が高いと分かりました。受注を断ることも考えましたが、取引先との信頼関係を考えると、どうしても避けたかったです。
売掛債権買取サービスを知った経緯と、利用前の不安を教えてください。
取引のある税理士さんから教えていただきました。最初は「手数料はどれくらいか」「取引先に知られないか」と不安でした。担当の方が、費用の内訳や手続きの流れを具体的に説明してくれたので、納得して決められました。
利用してみて、どのような変化がありましたか?
申し込み後、すぐに資金を確保でき、予定どおり着工できました。そのおかげで、材料の発注や職人さんへの支払いを予定どおり行え、工事も無事に完了しました。取引先からも「対応が丁寧だった」と評価され、次の案件のお話もいただいています。
同じ悩みを持つ経営者へメッセージをお願いします。
受注が増えるほど、先に出ていくお金も増えます。資金に余裕がなくなってから探すのではなく、早めに選択肢を知っておくことが大事です。入金を待たずに動けたことで、チャンスを逃さずに済みました。